2012年7月2日に中小企業診断士として開業し、今日で8年目に入りました。
平素よりお世話になっている皆さまには、厚く御礼申し上げます。

約5年間務めた長野県よろず支援拠点のコーディネータを3月末に「卒業」し、4月からは中小企業診断士の活動に専念しておりますが、おかげさまで日々そのやり甲斐を実感しております。

さて、経営環境が急激かつ複雑に変動する要因の1つに、情報技術(IT)の進化・高度化がありますが、その影響の大きさを実感する場面が最近多くなりました。私自身はITの専門家とは言えませんが、AIの進化が個々の企業の経営や産業構造にどう影響するのかを考えるきっかけが増えました。“文系人間”の私は、ITの高度化やAIの進化を概念や感性で捉えることが主になりますが、経営戦略、マーケティング戦略、人事戦略を検討する際にその影響を深掘りする必要性を感じております。

とは言え、短期的な現象にあまり振り回されてはいけないとも思います。技術が変化しても、経営やヒトに関わる基本的な原理原則は普遍的なわけで、将来に向けた「進歩軸」を的確に捉えるつつ思考することを大切にしたいです。

今後とも、ご支援、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。